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令和7年度 看護師特定行為研修がスタートしました!

このたび当院は、令和7年3月5日付で厚生労働省より宮崎県北初となる「特定行為研修指定機関」として正式に認定され、4月7日(月)いよいよ第1期生を迎えての開講式を開催しました!

記念すべき初年度は、2名の受講生が「ろう孔管理関連」「創傷管理関連」の2つの特定行為区分を学び、1年間の研修に取り組んでいきます。

私たちの医療圏である延岡市西臼杵地域は、九州の中でも医師の少ない地域として知られています。実際に、人口10万人あたりの医師数は145.1人と全国でも下位に位置し、この地域の医師は全国で最も忙しいとされており、その解決策の一つが、この特定看護師です。

特定看護師は地域の介護保険施設や訪問看護ステーション、医療介護院など慢性疾患を扱う施設にこそ活躍の場があります。
なぜならそこに医師はおらず、少しの変化でもわざわざ医療機関を受診しなければならず
大変な労力を要するからです。
また医療機関側でも、ただでさえ業務が多いなか、急な対応を迫られ、これもまた大きな労
力が必要となってしまいます。
そこで特定看護師がその一翼を担うことで地域医療の大きな支えとなると期待しています。

私たちは、宮崎県こそが「特定看護師が一番活躍できる県」になってほしいと願っています!
そして、この地域の医療水準の向上に寄与していただければと思っています。
私たちスタッフも全力でサポートし、充実した学びの場を一緒につくっていきます!


特定行為研修って何?
特定行為研修とは、看護師が医師の業務のうち「手順書」に基づいて、特定の医療行為(21区分38行為)を実施できるようにするための専門研修です。
これにより、看護師はより高度な医療スキルを身につけ、医師の負担を軽減しながら、チーム医療の中でより大きな役割を担うことができます。

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