今回は、令和7年6月28日に当院で開催した「移乗動作研修 ~腰にやさしい安全な介助方法~」の様子をご紹介します。
この研修は、当院の地域貢献活動の一環として行ったもので、延岡市内の9医療機関、35事業所から計44名の方にご参加いただきました。たくさんの方々にお集まりいただき、誠にありがとうございました!
講師を務めたのは、当院リハビリテーション科の副主任(作業療法士)安藤秀樹です。
「腰にやさしい安全な介助方法」をテーマに、下記の3つのポイントに沿って、講義と実技が行われました。
①介護現場と医療現場の相違について
②介助量に合わせた移乗方法
③見直そう、水平移乗
座学だけでなく、実際に介助する側・される側の両方を体験していただくことで、介助方法や体への負担を実感していただけたようです。
参加された皆様からは、
「改めてボディメカニクスや水平移乗に関する再評価を得られた」
「今後も実技を多く取り入れた研修を受けたい」
といった、ありがたいご感想を多数いただきました。
腰痛などによる離職率の高さが課題となっている業界だからこそ、正しい知識と実践の重要性を再認識していただけたのではないかと思います。
今後の研修計画のご参考にさせていただくとともに、これからも地域の皆さまへ情報発信を続けてまいります!
病院長 赤須晃治による挨拶

講義風景

実技風景①

実技風景②