先輩インタビュー

手術室で透視を使って施術のサポートを

放射線技術科

どのような業務をされていますか?

  • 放射線技師の仕事は、患者様の病状及び医師の指示から読影に必要な画像を撮影、作成し診断の助けとなることです。
  • 共立病院では一般撮影装置(レントゲン)、64列マルチスライスCT、1.5テスラMRI、マンモグラフィ、透視装置、骨密度測定装置などを用いて検査を行っています。
  • 撮影の際は、撮影部位や撮影条件が正しいかどうか、間違って再撮影や無駄な被ばくにならないか、特に造影剤を使用する場合は患者様に副作用を起こすリスクがなるべく少なくなるよう、不測の事態でもすぐに対応できるよう細心の注意を払っています。
  • 上記以外では、CT、MRIでは血管の走行や骨の異常など病変の立体的な構造の情報を得るために三次元画像を作成、手術中に血流の確認やカテーテルの位置の確認、骨折の整復などのための透視を行っています。

当院に就職したきっかけを教えて下さい

  • 就職活動の際、大学で出ていた求人案内で見つけたのが共立病院でした。面接を受ける前に病院のホームページを覗いてみると、放射線科に一通り装置が揃っており救急外来に力を入れているとのことで、様々な技師の仕事が学べるのではないかと思いました。また、私の両親が高齢のため何かあったときすぐに実家に帰れるように宮崎県内の病院が良かったというのも理由の1つです。

仕事のやりがい・喜びを教えて下さい

  • 1つは検査をして患者様にお礼を言われたとき、そしてもう1つは撮影が終わった後、または読影結果が出たときです。後者については、撮影して患者様に病気がないとき、患者様の病気、怪我が改善しているときは良かったと思い、患者様の病変を見つけることが出来たときは、患者様、医師の役に立つことが出来て嬉しく思います。

    手術室で透視を使って施術のサポートしているときとかは特にそうです。そして医師の読影の結果と自分の考えた結果を照らし合わせることも勉強になって良いです。

今後の目標や抱負を教えて下さい

  • さらなるスキルアップを図っていきたいです。具体的には仕事の出来る範囲がさらに広がるように特に透視関係の内容、手順を覚えていきたいです。そしてCT、MRIの検査で少しでも撮影の補助になるようもっと画像の見方や病気の知識を身につけていきたいです。

1日のタイムスケジュール

8:30〜
  • 機械の立ち上げ、ウォームアップ、点検
  • 本日の検査確認
  • レントゲン、CT、MRI、骨密度測定、ポータブル撮影
  • 3D画像作成
  • 画像情報CD作成、他院患者画像情報取込
  • 手術室術中透視、術後ポータブル撮影
  • 電話で検査予約受付
12:00~13:30
  • 休憩
13:30~17:30
  • 明日の検査確認、検査室の掃除